ICIJ:大手銀、違法に資金移動:FinCEN・SARに記載(動画):  ICIJ: Major banks illegally transfer funds: Listed in FinCEN / SAR:  ICIJ:主要银行非法转移资金:在FinCEN / SAR中列出

 

ICIJ:大手銀、違法に資金移動:FinCEN・SARに記載(動画): 
ICIJ: Major banks illegally transfer funds: Listed in FinCEN / SAR: 
ICIJ:主要银行非法转移资金:在FinCEN / SAR中列出

ICIJ:

9月20日、ICIJ、バズフィードなど複数のメディアが、「大手銀が、20年近く、違法資金移動させていた」と報じた。、

複数の国際大手銀行が、内部で問題性を指摘されながらも、20年近くにわたり違法とされる巨額な資金を移動したとのこと。

不審行為報告書:(SAR)

本報道は、「複数の銀行・その他金融機関が、FinCENに届けた不審行為報告書(SAR)」に、基づいている。、

バズフィード:

バズフィードが、漏洩(ろうえい)した2100を超えるSARを入手した。

その後、ICIJ、その他のメディアにも情報を提供したとのこと。

ICIJの報告:

ICIJの報告によると、漏洩したSARには、「1999年から2017年の間に行われた2兆ドル超の取引に関する情報」が、含まれている。

不正な取引:

不正取引は、「取扱銀行・コンプライアンス部門でも不審だと指摘されていた」という。

しかし、SARは必ずしも違法行為の証拠にはならない。

ICIJは漏洩したSARは氷山の一角に過ぎないとしている。

SAR記載の銀行:

ICIJによると、SARで最も頻繁に出てくる銀行は、

  1. HSBCホールディングス、
  2. JPモルガン・チェース、
  3. ドイツ銀行、
  4. スタンダード・チャータード、
  5. バンク・オブ・ニューヨーク・メロン

の5行。

問題のある取引:

銀行は、不審な資金取引を察知したら、60日以内にSARを届ける必要がある。

ICIJによると、問題ある取引が処理されて、数年も報告されない事例もある。

SAR記載の銀行は、英領バージン諸島・タックス・ヘイブン(租税回避地)に登録した企業の依頼で頻繁に資金を動かした。

ロイター

https://jp.reuters.com/article/global-banking-fincen-idJPKCN26C0MB

Watch: How banks move dirty money around the world

The International Consortium of Investigative Journalists‘ 2020 investigation, FinCEN Files,

shows how big banks have profited from serving shadowy characters even after authorities fined them for earlier failures.

ICIJ

http://www.icij.org/investigations/fincen-files/watch-how-banks-move-dirty-money-around-the-world/