英国(SMMT):2019年自動車生産:過去10年で最低:
UK (SMMT): 2019 car production: lowest in 10 years:
英国(SMMT):2019年汽车产量:十年来最低
ロンドン
2020年02月10日
英国自動車製造者販売者協会(SMMT):(表1参照)
1月30日、2019年の国内自動車生産台数を発表した。
総生産台数:
前年比14.2%減の130万3,135台となり、3年連続の減少で、2010年以降の最低水準となった
- 海外輸出向け生産は前年比14.7%減、
- 国内向け生産は12.3%減となっている。
SMMT:
英国のEU離脱期限が複数回延期となった。
企業が「EU離脱の影響を回避する」ため、工場を一時停止したことが、生産台数の減少要因。
SMMT:マイク・ホーズ会長
EUとの間で、「全自動車製品に対して、関税等の負担がかからないFTA」を締結することが先決。
2019年:自動車産業撤退
日産:
2019年2月、SUV「エクストレイル」次期モデルの英国内での生産計画の撤回を発表。
ホンダ:
2021年中に国内生産を終了することを発表(2019年2月20日記事参照)
こうした動きを受け、
自動車関連企業:
- 自動車ホースのニチリン、
- 電子部品・空調部品を手掛けるケーヒン、
英国拠点の閉鎖を決定
- 自動車用シートのテイ・エス テック
- モーター部品などのユタカ技研も
拠点閉鎖に向けた労使間交渉を開始したことを発表
メーカー別:」生産台数
ジャガー・ランドローバー(JLR:タタ・モータース傘下)が1位で、
日産:2位、
トヨタ:4位、
ホンダ:5位となった。
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