石油統計速報 2018年6月分:
Preliminary report on oil statistics for June 2018:
2018年6月石油统计初步报告
2018年7月31日
資源エネルギー庁
資源・燃料部政策課
1.原油の動向
6月の原油輸入量は1,143万kl、前年同月比85.3%と前年を下回った。輸入量の多い順にみると、
(1)サウジアラビア(437万kl、前年同月比93.6%)
(2)アラブ首長国連邦(262万kl、同74.4%)
(3)クウェート(84万kl、同75.8%)
(4)イラン(71万kl、同110.0%)
(5)カタール(65万kl、同57.1%)となっている。
なお、今月の中東依存度は88.0%、前年同月に比べ3.4ポイント増と11ヶ月連続で前年を上回った。
2.燃料油の生産
燃料油の生産は1,150万kl、前年同月比91.0%と前年を7ヶ月連続で下回った。油種別にみると、ジェット燃料油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油及びA重油は前年同月を下回った。
3.燃料油の輸入、輸出
燃料油の輸入は212万kl、前年同月比82.0%と前年を下回った。輸出は233万kl、前年同月比98.6%と3ヶ月ぶりに前年を下回った。
4.燃料油の国内販売
燃料油の国内販売は1,172万kl、前年同月比91.2%と4ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油及び軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
5.燃料油の在庫
燃料油の在庫は879万kl、前年同月比93.6%と3ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみても、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油)について前年同月を下回った。
※生産関係の数値については、大臣官房調査統計グループのホームページでも公表されております。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result/pdf/h2j581011e.pdf