📊石油統計速報 2018年2月分
2018年3月30日
資源エネルギー庁
資源・燃料部政策課
1.原油の動向
2月の原油輸入量は1,333万kl、前年同月比84.6%と3ヶ月連続で前年を下回った。輸入量の多い順にみると、
(1)サウジアラビア(554万kl、前年同月比86.1%)
(2)アラブ首長国連邦(309万kl、同92.4%)
(3)クウェート(100万kl、同77.5%)
(4)カタール(97万kl、同82.1%)
(5)ロシア(96万kl、同75.3%)となっている。
なお、今月の中東依存度は87.4%、前年同月に比べ1.9ポイント増と7ヶ月連続で前年を上回った。
2.燃料油の生産
燃料油の生産は1,395万kl、前年同月比93.6%と3ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
3.燃料油の輸入、輸出
燃料油の輸入は313万kl、前年同月比110.3%と7ヶ月連続で前年を上回った。輸出は227万kl、前年同月比92.8%と2ヶ月連続で前年を下回った。
4.燃料油の国内販売
燃料油の国内販売は1,579万kl、前年同月比101.7%と5ヶ月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油及び軽油は前年同月を下回った。
5.燃料油の在庫
燃料油の在庫は燃料油の在庫は805万kl、前年同月比88.3%と3ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみても、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油)について前年同月を下回った。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result/pdf/h2j581011e.pdf