旭化成：中波長紫外線（ＵＶＢ）半導体レーザ：医療､bioscience（動画）：
Asahi Kasei:Mid-wavelength ultraviolet(UVB)semiconductor laser:Medical､bioscience：
旭化成：中波长紫外（UVB）半导体激光器：医学和生物科学领域
名城大学/三重大学/旭化成
名城大学/三重大学/旭化成が共同で、世界初の「中波長紫外線（ＵＶ－Ｂ波長領域）半導体レーザ」を発明しました。
中波長紫外線：半導体レーザ
レーザ光は、ＬＥＤや太陽光など自然界に存在する光とは異なり、波長・位相注１）が制御された究極的な光源です。
レーザ光を生み出す装置のうち、半導体レーザは小型・高効率・低消費電力など優れた性能を有しています。
これまで赤外線・赤色・緑色・青色レーザが、実用化され社会実装されています。
「より波長が短く、エネルギーの大きな、中波長紫外線の半導体レーザの実現」が、強く望まれていました。
紫外線の種類：
長波長紫外線（ＵＶ－Ａ：３８０～３２０ｎｍ）
既に、名城大学/浜松ホトニクスが、長波長紫外線領域の半導体レーザを開発。
短波長紫外線（ＵＶ－Ｃ：２８０ｎｍ以下）
既に、旭化成/名古屋大学が、短波長紫外線領域の半導体レーザを実現。
中波長紫外線（ＵＶ－Ｂ：３２０～２８０ｎｍ）
今回、中波長紫外線領域の半導体レーザを、実現しました。
中波長紫外線領域：半導体レーザ：利用分野
- 医療
- バイオサイエンス
- 化学
- 殺菌
工業用途など多くの分野での応用できます。
特に中波長紫外線は生体に対して有効です。
- ＤＮＡシーケンサー
- 皮膚治療など
他の波長域ではできない、新しい応用が期待できます。