日立造船:新型/電子線タブ滅菌機:薬剤入り注射器向け(動画):
Hitachi Zosen:New Electron Beam Tab Sterilizer:For Prefilled Syringe:
Hitachi Zosen:新型/电子束标签灭菌器:预填充注射器
日立造船:
日立造船が、新型の電子線タブ滅菌機を開発しました。
電子線タブ滅菌機は、医薬品の包装容器(タブ)の外表面を滅菌するためのもの
今回、自社製/電子線エミッタを導入し、低コストを実現しました。
サンプル提供・性能確認のため、実機相当の試験装置を築港工場で評価中。
従来:高コストの電子線タブ滅菌機
電子線タブ滅菌機は、電子線エミッタ(照射器)及び滅菌装置で構成されています。
電子線エミッタ(照射器)は、タブ外表面の滅菌に、電子線を照射するもの。
- 従来から、医薬品の包装容器(タブ)滅菌方法として、最も有望視。
- 今まで、コストが非常に高く、大問題。
- 現在、日本のみならず海外でも普及していません。
今回:低コストの新型機/自社開発
日立造船は、「電子線エミッタ(照射器)および滅菌装置の双方を、自社製造できる」日本唯一のメーカー。
今回、全ての機器を自社開発し、製造/ランニングコストを抑えることができました。
今後の利用分野:感染症のリスク対策
タブの主な用途は、プレフィルドシリンジ(薬剤が入った注射器)です。
- 医療現場/感染症のリスクの軽減、
- 投与量の間違いを防ぐ、
- 数々のメリットがあります。
今後は「抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品の分野」で、さらなる需要拡大が期待されています。
【当社電子線タブ滅菌機の特長】
1.イニシャル・コスト:70~80%(海外製品との比較)
2.メンテナンス・コスト:50%以下(海外製品との比較)
3.人手作業:最小限に抑えた量産ラインに適した設計
4.システム移行:既設の充填ラインへの接続や充填機を含む、新規システム提案が可能
ニュースリリース|Hitz 日立造船