日本:中小企業のレアアース調査技術:無人探査機「江戸っ子1号」(動画):  Japan: Rare earth survey tech for SMEs: Unmanned Deepseacraft “Edokko 1″:  日本:中小企业稀土测量技术:无人航天器“Edokko 1”

日本:中小企業のレアアース調査技術:無人探査機「江戸っ子1号」(動画): 
Japan: Rare earth survey tech for SMEs: Unmanned Deepseacraft “Edokko 1″: 
日本:中小企业稀土测量技术:无人航天器“Edokko 1”

中国の切り札:レアアース輸出規制

米中摩擦の中国側の切り札として、レアアース(希土類)の輸出規制が取りざたされている。

EVの部材などに必須で、世界生産の約7割を中国が握っています。

日本の南鳥島海域:数百年分レアアース

世界需要の数百年分を超えるレアアースが日本の最東端の南鳥島海域に眠っている可能性があるという。

海洋資源の把握は、安全保障の観点から、非常に重要です。

日本の国家プロジェクト:「革新的深海資源調査技術」

国家プロジェクトとして「革新的深海資源調査技術」が展開中。

深海の調査能力を飛躍的に発展させ、2022年度までに水深6000メートルからレアアース泥を回収する技術確立を目指します。

石油資源開発顧問:石井正一氏

「この技術開発には中堅・中小企業の先端技術が欠かせない」という。

無人探査機:「江戸っ子1号」

  1. 岡本硝子:心臓部の耐圧ガラス球を岡本硝子が製造
  2. パール技研:パール技研(千葉県船橋市)が、おもり切り離し装置を製造
  3. バキュームモールド工業:真空成型によるプラスチックカバーをバキュームモールド工業(東京都墨田区)が製造

過去の教訓:

2010年、中国が日本と揉めて、「レアアースを武器に日本向け輸出を規制したこと」は記憶に新しい。

日本は、世界第6位の広さの領海・排他的経済水域(EEZ)を持つ。

その海洋資源開発を支える、日本の中小企業先端技術を応援したい。

オピニオン ニュース 日刊工業新聞

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00528266