宇宙・ゴミ:東北大、スペースデブリ除去の原理実証成功 – 無電極プラズマ推進機:
Plasma Thruster: New Space Debris Removal Technology:
等离子推进器:新的空间碎片清除技术
~無電極プラズマ推進機からの双方向プラズマ放出~
【発表のポイント】
- 宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去を実現可能な無電極プラズマ推進機の動作を室内実験により実証
- 通常は2台の推進機が必要とされるデブリ除去動作を、1台の推進機で実現可能
- 1台の推進機で、衛星加速・減速・デブリ除去の全ての動作を実現可能
- 無電極プラズマ推進機により大電力・長期間動作の実現が期待できる
【概要】
東北大学 大学院工学研究科 電気エネルギーシステム専攻 高橋和貴准教授らと、オーストラリア国立大学 Christine Charles教授 Rod W Boswell教授らの研究グループは、当該グループがこれまでに開発を進めてきた無電極プラズマ推進機 (ヘリコンプラズマスラスタ[参考文献1])を用いて、1台の推進機のみを用いたスペースデブリ除去法の室内原理実証実験に成功しました。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2018/09/press20180927-purazuma.html
Plasma Thruster: New Space Debris Removal Technology
https://www.tohoku.ac.jp/en/press/space_debris_removal_technology.html