三井造船、NOx三次規制対応 高圧EGRシステム搭載 大型舶用ディーゼルエンジン 石炭運搬船向けに採用決定

三井造船、NOx三次規制対応 高圧EGRシステム搭載 大型舶用ディーゼルエンジン 石炭運搬船向けに採用決定

三井造船株式会社は、今治造船株式会社が建造する石炭運搬船向けに当社製大型舶用ディーゼルエンジンの採用が決定しましたのでお知らせします。

同エンジンには、NOx三次規制に対応するために当社が開発した低硫黄燃料対応型の排気再循環システム(High-pressure Exhaust Gas Recirculation:以下、高圧EGR)が搭載されます。
国際海運の世界では、IMO(国際海事機関)による環境規制が順次強化されており、船舶からの排出されるNOx(窒素酸化物)は2016年からの三次規制で、特定海域で一次規制値比80%減となる3.4g/kWh以下を満たす必要があります。

プレスリリース(2017)│三井造船株式会社 MES

http://www.mes.co.jp/press/2017/20171016.html