ホンダ:F1撤退へ:EV集中で来季限り(動画):
Honda: To withdraw from F1: EV concentration only next season:
本田:仅在下个赛季退出F1:电动汽车集中度:
ホンダ:
10月2日、フォーミュラ・ワン(F1)から、2021年シーズンを最後に撤退すると発表した。
EVへのシフトが加速する。
研究開発などの資源をエンジンから同分野に集中させる。
ホンダのF1参戦:
ホンダは1964年にF1に初参戦した。
その後、撤退と再参戦を繰り返し。
2015年からエンジンなどのパワーユニットを提供するかたちで4度目の参戦を果たした。
2019年のレース:
ホンダ勢として13年ぶりの優勝を果たすなど復活を印象づけた。
2020年のレース:
レッドブル・レーシングとアルファタウリの2チームに提供している。
F1撤退の理由:
今後は、環境対応のためFCVやEVなどの研究開発に、経営資源を重点的に投入する必要があると説明。
八郷隆弘社長:
オンラインの記者会見で、「社内では参戦を継続すべきだという意見もたくさんあったが、技術者のリソースを環境に傾けるべきだと判断した」と語った。
世界的な環境規制:
世界的な環境規制の強化などで既存のガソリン車などには逆風が吹く。
欧州では
- 英国が2035年、
- フランスが2040年までに、
ガソリン車やディーゼル車の新規販売を禁止する方針だ。
米カリフォルニア州:
ニューサム知事も9月、「2035年までにカリフォルニア州で販売される全新車を、ゼロエミッション車にするよう義務付ける方針」を示した。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64534660S0A001C2000000/