UK軍のF-35B:日本の「かが」に初めて着艦
・空母「かが」で、STOVL能力をさらに検証
・日米英の共同作戦で、相互運用性が向上
JANES掲載記事からSummaryをお届けします。
日本の海上自衛隊:(JMSDF)
1.英国のF-35Bが、「いずも」型空母の飛行甲板に、初めて着艦した。
2.同空母の短距離離陸・垂直着陸(STOVL)能力をさらに検証した。
英国海軍は8月11日、8月8日にフィリピン海北部で行われた三国間演習を実施。
日本、英国、米国の海軍部隊が参加し、9日間の多国間演習が行われた。
英国のF-35Bは、英国海軍の航空母艦HMS プリンス・オブ・ウェールズで運用中。
1.「かが」は 、「いずも」型ヘリコプター搭載空母2隻のうちの2番艦です。
2.「いずも」は 、2015年3月に就役した1番艦で 、 「かが」 は2017年3月に就役した。
「かが」の演習内容 :
1.米空母ジョージ・ワシントン の空母打撃群(CSG)を編成。
2,空母アメリカ を中心とする米海兵隊の水陸両用即応群 と共同作戦。
3,プリンス・オブ・ウェールズ など、英国のCSGと共同訓練を実施。
相互運用性の向上と、インド太平洋地域同盟国の関与を示すものだ。
「いずも」「かが」:中国を念頭に、F35Bを艦載運用へ
朝鮮中央日報掲載記事からSummaryをお届けします。
「いずも」と「かが」実用化:
空母「いずも」と「かが」が、ステルス戦闘機F35Bの実戦配備を始めた。
F35B配備で、最大10機から12機のF35Bを搭載する。
1.日本が事実上の空母保有国になったのは、第2次大戦後80年ぶりのこと。
2.中国の今年3隻目の航空母艦就役に対し、日本が航空母艦2隻でけん制に乗り出す。
海上自衛隊のF35B新鋭機:
「いずも」「かが」の戦闘機・離着艦用に、甲板の耐熱塗装をやり直した。
艦首部分の改造作業を行い、航空母艦に変身させた。
西太平洋海軍共同訓練:
日本は、「かが」を投入して英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」と合同訓練を展開。
1.離着艦試験に成功し、航空母艦としての完全な能力を備えた。
2.日本は最終的に、F35Bを計42機実戦配備する計画だ。
8月12日まで米・英・日・豪などが参加、英空母から発艦したF35Bが「かが」に着艦した。
中国の空母戦力:
1.2012年に初の空母「遼寧」が配備された。
2.現在、それに続く「山東」を実戦で運用中。
中国は、年内に空母「福建」を就役させ、3隻の空母を運用する計画だ。
「福建」を就役:
「福建」は、米空母に次いで、世界で2番目の電磁カタパルトを搭載した。
1.中国は、西太平洋で空母での常時戦闘態勢を構築する」
2.米国とその同盟国を、遠距離からけん制するのだ。
中国は、2030年までに正規空母を6隻に増やす計画を立てた。
日本の空母が本格稼働;
1.もし中国の空母が、第1列島線と第2列島線を超えれば、日米のけん制と監視を受ける。
2.日本は、艦載機のF35Bと、地上から出撃するF35Aも運用する予定だ。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/08/12/2025081280033.html