ＴＳＭＣ：劉・董事長､米国側の開発人材不足：生産コスト高が問題（動画）：
TSMC: Chairman Liu, shortage of personnel on the US side: high costs：
台积电：刘董事长，美方开发人员短缺：高生产成本是一个问题
ー半導体生産地の米国への分散ー
ＴＳＭＣ・劉徳音董事長：
「半導体生産地の米国への分散」に関連し、否定的な見方を示した。
半導体生産にとって、現在の米国には、理想的な生産環境が整っていない。
工商時報：
半導体生産地の米国への分散ついては、
- 米国側の開発人材不足を背景に、
- 米国の高い生産コストを問題視している。
ＴＳＭＣの劉徳音董事長：
インテルのゲルシンガーＣＥＯ：両者が、米メディアの取材に応じた。
ゲルシンガー氏：
「世界の半導体の75％が、アジアで生産されている」
これは大問題。今後、生産地の分散が必要と主張した。
劉氏：
米国への生産地の分散を進めるには、「米国は、より多くの博士や修士人材を、育成する必要」がある。
現在の状況で米国に生産を移管しても、「人材不足を背景とする人件費の高騰など」が、事業の障壁になる。
需給解消は23年以降：
需給逼迫の解消時期については、劉氏とゲルシンガー氏の見解が一致。
「両氏ともに2023年以降の解消」を予想した。
半導体産業が「台湾の盾」：
劉氏：
「半導体生産地が台湾に集中する現状は、台湾の安全保障に資する」のだ。
半導体産業は、台湾のシリコンの盾と表現した。
全世界が、台湾製の半導体を必要としている。
「現在世界は、台湾での戦争勃発を望まない」との見方だ。
NNA ASIA・台湾・ＩＴ・通信
https://www.nna.jp/news/show/2184295?id=2184295
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