大きな早期がん:左ー治療前の早期がん、右ー取り終わった後=Sponichi
Super Doctor:ESD内視鏡で完全切除!
Résection complète avec endoscope ESD !
Komplettresektion mit ESD-Endoskop!
Complete resection with ESD endoscope!
超級醫生:ESD內窺鏡完全切除!
ーこれが最新がん治療、日本では当たり前の診療なのだー
Sponichi Annex最新記事からレポート
がん治療の最前線:
米国で働く日本人医師が、現場から最新の情報をお伝えします。
日本人スーパードクターが、粘膜下層を剥がし腫瘍切除します。
テキサス州ヒューストンにある米がん研究最大の拠点「MDアンダーソンがんセンター」
日本の内視鏡治療:
治療に取り組む小西毅医師。日本の内視鏡治療を解説します。
私の外来に、直腸がんと診断された若い白人女性が、セカンドオピニオンで紹介されてきました。
別の病院医師が指摘:
大きな直腸がんで、放射線治療と直腸を取る手術が必要です。人工肛門になるかも。
確かに、直腸に3センチ以上の腫瘍があります。
大腸内視鏡で精密観察すると、日本の基準では早期のがんにあたります。
小西毅医師のセカンドオピニオン:
大きいですが早期がんです。放射線治療や直腸切除手術ではなく、まず大腸カメラで腫瘍を取りましょう。
患者は、「日本のESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という方法」で、腫瘍を取ってもらいました。
病理検査の結果:
やはり早期がんで、追加の手術は必要ないことが分かりました。
この患者は余計な手術を受けることなく、無事回復しました。
内視鏡治療「ESD」の先進性:
1990年代日本で、「粘膜下層を慎重にはがし、大きな腫瘍を切除するESD」が考案されました。
大腸壁は数ミリの薄さです。少し間違えれば穴が開きます。
「ごく薄い粘膜下層を正確にはがしていく技術」は極めて緻密です。
米国の早期がん内視鏡治療:
米国が日本に比べて最も遅れているのは、早期がんの内視鏡治療です。
小さな大腸ポリープなら、内視鏡で粘膜をつまんで切除し、簡単に治療できます。
しかし大きなポリープや早期がんでは、このやり方ではうまく治療できません。
ESD治療担当医師が不足:
米国でESDを行う医師は、ごくわずかです。非常に特殊な治療なのです。
MDアンダーソンのがんセンター:
「一人しかできる医師がいない」のが現状です。
日本よりも2世代ほど古いモデルの内視鏡を使用しています。
米国のがん治療は非常に進んでいます。しかし、内視鏡治療では日本がずっと先を行っているのです。
米国で進む人材輸入とAI内視鏡:
日本の内視鏡技術が、米国で注目されています。
ニューヨーク最大のがんセンターでは近年、日本人の内視鏡医を雇ってESDを開始しました。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/06/26/kiji/20230626s00042000107000c.html
Super Docteur : Résection complète avec endoscope ESD !
-C’est le dernier traitement contre le cancer, et c’est une pratique courante au Japon-
Rapport du dernier article de l’annexe Sponichi
Super Doktor: Komplettresektion mit ESD-Endoskop!
-Dies ist die neueste Krebsbehandlung und in Japan eine gängige Praxis-
Bericht aus dem neuesten Artikel im Sponichi Annex