島津製作所:アルツハイマーを微量血液で測定:認知症の兆候(動画):
Shimadzu: Measuring Alzheimer’s with trace blood: Signs of dementia:
岛津:用微量血测量阿尔茨海默氏症:痴呆症的迹象
ーノーベル賞・田中耕一さんの技術活用ー
島津製作所:
6月22日、アルツハイマー型認知症の原因候補物質を、
微量の血液から測定する装置を、国内検査機関向けに発売した。
ノーベル化学賞受賞者:
エグゼクティブ・リサーチフェロー:田中耕一氏が開発した分析手法を用いた。
アルツハイマー型認知症の原因候補物質を、微量の血液から測定
アルツハイマーとは:
アルツハイマーは、認知症の7割近くを占めるとされる。
アミロイドベータが、発症20年前から脳内に蓄積。
その後、
- 異常タウタンパクが発生し、
- 神経細胞が死滅し、
- 認知機能が低下すると考えられている。
アミロイドベータを測定:
タンパク質「アミロイドベータ」の関連物質を測定する。
「アミロイドMS CL」発売:
「アミロイドMS CL」は、タンパク質をイオン化して構造解析する手法を活用。
被験者から採取した血液に含まれる「アミロイドペプチド」を質量分析計で測定する。
質量分析計で測定:
従来、
- 「アミロイドペプチド」蓄積の有無を調べるには、
- PET装置を使用したり、
- 脳脊髄液を採取する必要があった。
血液の測定だけで済むことで、コストや被験者の負担を抑えられる。
京都新聞