島津製作所:RoHS/ELV指令へ対応:EDX-7200を発売(動画):
Shimadzu: Compliant with RoHS / ELV directives: Released EDX-7200:
岛津:符合 RoHS/ELV 指令:发布 EDX-7200
ーより高速・高感度で使いやすく進化ー
島津製作所:
10月7日、エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7200」を、国内外で同時に発売しました。
「EDX-7200」:
従来機「EDX-7000」に比べ分析速度が最大3倍。
分析感度が最大1.7倍に向上しています。
- 電子部品に含まれる有害元素分析や、
- 医薬品の不純物解析などの用途に、
- お客様のニーズに応えた製品です。
エネルギー分散型蛍光X線分析装置:
試料にX線を照射して、発生する蛍光X線のエネルギー(波長)や強度を解析。
試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置です。
非破壊で元素分析:
「非破壊で固体・粉体・液体などのさまざまな試料から元素分析ができる」という特長。
RoHS/ELV指令へ対応:
RoHS/ELV指令に対応します。
- 電子機器・自動車メーカー、
- 部品供給メーカー、
- 原材料の受け入れ、
- 完成品出荷時の検査、
- 品質管理のほか、
各種部品の品質保証など多方面で利用いただいています。
また、
- 各種規制への対応に加えて、
- 高感度を生かした材料組成や、
- 不純物分析、研究開発にも使われます。
環境規制の強化:
- 規制対象物質以外にも、
- 取引先からの追加の検査要求や、
- 異物分析の要求が増えています。
従来は、規制対象外物質について、元素ごとに最適な分析条件を設定する必要がありました。
「スクリーニング分析キット」により、様々な元素を一度に検出できます。
2021年 | ニュース | 島津製作所
https://www.shimadzu.co.jp/news/press/smy580rtbf3t-bei.html
有害物質規制:対象元素が拡大へ
2022年以降にRoHS指令でClとSb、米国TSCAでPが規制対象に加わる。
島津製作所:
新型蛍光X線分析装置でPとSnに対応する。
有害物質法制は、
- ELV指令でPb(鉛)、
- RoHS指令でBr(臭素)、
- 大きくクローズアップアされた。
その後も規制対象元素が拡大する方向にある。
2022年以降の規制対象:
RoHS指令-
ClとSbが、規制対象に加わる見込みだ。米TSCA−
Pが、規制対象に加わる見込みだ。IEC 62321-3-1
また、蛍光X線分析装置を用いた規制元素分析手法の国際標準であるIEC 62321-3-1。2022年以降に、Cl、Sb、Sn、Pが加わる予定で、広範な有害物質規制を求める。
REACH規則
SnとPの対応が求められるようになる。
MONOist
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2110/08/news058.html