日本ガイシ:車載向けにコイン型LiB:125℃の高温下でも作動!(動画):
NGK: Coin type LiB for in-vehicle use: Operates even at high 125°C:
NGK:车用硬币型LiB:即使在125°C的高温下也可操作!
2020年08月25日
日本ガイシ:
車載向けのコイン型小型リチウムイオン二次電池「エナセラコイン」が登場。
「125度Cの高温下でも動作する超高耐熱タイプ」を、2020年度内に実用化する。
超高耐熱タイプ:
すでに105度Cの高耐熱タイプを開発した。
より過酷な環境下にも対応できる製品で、9月から量産を始める。
車載向けでは自動運転などで小型電源のニーズが高まっており、迅速なラインアップ拡充で幅広いニーズに応える。
「エナセラコイン」:
エナセラコインを、独自開発した。
結晶配向セラミックス電極板を使用した半固体電池。
小型で耐熱性が高く、
大量生産に向いて、
リフローはんだ付けで実装できる。
自動運転向けセンサーなど、IoT(モノのインターネット)デバイス用電源として、
需要が増えている。
耐熱温度を125度Cまで引き上げれば、ほぼ車載部品向けをカバーできるとみている。
開発の状況:
2019年12月、日本ガイシは動作温度・上限85度Cのエナセラコインを開発。
さらに電極材料を改良し、動作温度・上限105度Cのタイプも、製品化したばかりだ。
パワートレーン向け:
ただ車載向けでは、パワートレーンなどより、高い耐熱性が要求される。
電子部品でも、耐熱125度C対応品への需要が拡大。
日刊工業新聞
2020年8月24日