韓国政府：大学定員３～５割減を勧告：大学倒産時代（動画）：
Korea: Recommended to reduce univ capacity by 30 to 50%:bankruptcy era:
韩国政府：建议将大学容量减少30％到50％：大学破产时代
『東亞日報』（５月２１日付）：
「圏域別大学定員枠を一括縮小、成果優秀大学への逆差別になってはならない」と題する記事を掲載した。
韓国教育部（文部省）：
昨日、学齢人口の減少に備えて全国大学の圏域別定員枠を減らすとのこと。
財政環境の厳しい限界大学を淘汰させる内容の大学構造調整案を発表。
大学に定員枠削減勧告：
- 高校１年生が大学進学の２０２４年度から、
- 首都圏を含め全国を５つの圏域に分け、
- 圏域別に３０〜５０％の大学に定員枠削減を勧告することにした。
来年、限界大学を選定後、３段階の是正措置を下す。
再生が難しければ、閉校を命令するという。
韓国の学齢人口：
- 韓国政府は、学齢人口が、
- ２０１０年の１００１万人から、
- ２０２１年には７５８万人に減少すると予測していた。
しかし同じ期間、全国の大学数は６校の減少にとどまっている。
「韓国政府が、地方大を中心に入学定員を減らしたこと」が、地方大の危機を招いたという。
限界大学が８４校：
政府の命令でなく合併・統合という手段を講じるべきだ。
何んと、限界大学が８４校もあるという。
大学（短大を含む）数は、４００校であるので、実に２割が「倒産線上」にある。
これこそ､自主的な廃校を迫るべきだろう。
韓国の大学は「座学」中心：
「韓国の大学が、国際競争に持ち堪えられない」のは、実学の軽視が大きな理由だ。
「工学部でも、実技は街の塾が教える」という馬鹿なことをやっているのだ。
「４年間の学部生活で、理論も実技もしっかりと教え込む一貫教育」が不可欠である。
韓国の大学は、「座学を中心にし過ぎる」のである。
韓国政府の財政支援額：
韓国の首都圏大学で、政府の財政支援額は２２億円。地方大学は１２億円である。
この金額は、日本に比べて圧倒的に少額である。
日本政府の財政支援額：
日本政府の財政支援額（１０年前の調査）は、韓国より圧倒的に多い。
日本の国立大学
東大の８７８億円が最高で、最低は鹿屋体育大学の１４億円。日本の私立大学
最高は、日本大学の１０７億円、５０位が東北学院大学で１２億円。これらの実態から見て、韓国の大学への財政支援は少なすぎる。
勝又壽良のワールドビュー
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/26429260.html