JX金属:車載用LiBのレアメタル回収:Bench scale設備(動画):
JX Metals:Rare metal recovery of in-vehicle LiB:Bench scale equipment:
JX Metals:车载LiB的稀有金属回收:台式设备
JX金属:
今回:車載用LiBのレアメタル回収
JX金属(東京都千代田区)が、2月7日、レアメタル回収試験設備を稼働しました。
「ベンチスケール設備(連続型小型試験装置)」を、日立事業所(茨城県)内に設置し、稼働を開始したと発表しました。
車載用リチウムイオン電池に含まれるレアメタルを回収します。
従来:民生用LiBのレアメタル回収
JX金属は、既に、敦賀工場(福井県)で、民生用リチウムイオン電池のリサイクル実証試験を国内最大規模で実施しています。
同社は、「廃正極材だけではなく、廃電池そのものからでもレアメタルを回収する技術」を有している。
今回の取り組みは、この技術をもとにした「次のステップ」として取組むもの。
ベンチスケール設備:
リサイクル品サンプルを生産し、適切なコストで処理可能な、量産プロセス確立を目指す。
液、塩、メタルなど、さまざまな形状の作り込みができる自由度の高い設計が特徴。
コバルト、ニッケル、リチウムを金属毎に分離し、電池グレード品質で回収することが可能。
ニュース | 環境ビジネスオンライン
https://www.kankyo-business.jp/news/024174.php
“EV大量廃車時代”を見据える非鉄金属大手の備え|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
三菱マテリアル:
4月をめどに、使用済みLIBからコバルトやニッケルを回収する実証試験を開始。
2020年度以降、事業化を視野に入れ、精製技術などの改良を進める。
DOWAホールディングス:
2019年1月、秋田県大館市内で再資源化施設を稼働。
使用済みLIBを、鉄、アルミ、銅、Co・Niなどに分け、製錬原料としてリサイクルする。