日本:半導体装置産業の底力:アドバンテスト、東京エレクトロン(動画):
Japan:Semiconductor equipment industry: Advantest, Tokyo Electron:
日本:半导体设备行业的力量:Advantest,东京电子
日本の半導体産業:
日本は、半導体製造装置や材料開発に強い。
決して、半導体チップに強い訳ではない。
日本の経済産業省:
かつて、経済産業省と総合電機が一緒になって半導体を開発して、全て失敗した。
日本の半導体開発では、
- DRAMの開発を中止して、
- システムLSIを開発しろと、
- 製造メーカーに大号令をかけてきた。
その結果、日本のDRAMは、韓国やマイクロンに負けた。
パソコン需要を狙った安価なDRAMを、作れなかったためだ。
その後も低コストの設計技術、製造技術を軽視してきた。
キオクシア:
ソニーセミコンダクタソリューションズ:
ルネサスエレクトロニクス:今、残った国内大手3社の内、
キオクシアとソニー:
昔ながらの大量生産品であるメモリと、CMOSイメージセンサで稼いでいる。ただし、システムLSIではない。
ルネサスだけ:
システムLSI(SoCともいう)を製造。しかし、一度潰れて再生したようなもの。
日本はシステムLSIで大失敗:
システムLSIは、「顧客に合わせて、ソフトウエアで差別化したIC」である。
- 月産2000万個も製造したDRAMとは大きく違う。
- システムLSIは、月産数十万個で、十分賄える製品である。
- システムLSIは、工場向けに投資する製品ではない。
日本の電機メーカー経営者は、このことに気が付いていなかった。
日本の半導体製造装置メーカー:
一方、日本の半導体製造装置メーカーは、海外での売上比率を上げていった。
アドバンテスト:
半導体テスター業界最大手のアドバンテスト
今や、海外売上比率は常に92%前後と極めて高い。
東京エレクトロン:
東京エレクトロンも、85%が海外売上だ。
日本の電機メーカーから独立:
これら日本の半導体製造装置メーカーの共通項は、「日本の電機メーカーから独立していること」だ。
親会社が電機メーカーではないため、自分で勝手に、海外売上を伸ばしていけた。
日立系の日立ハイテク:
残念ながら、日立ハイテクの海外売上比率は60%程度と低い。
この半導体製造装置メーカーには、いつも電機メーカー・日立の陰が、付きまとっている。
– Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsudakenji/20210405-00230730/