日本:オーストラリアと新型UUVを共同開発
Japan: jointly develops new UUV with Australia
日本:與澳洲聯合開發新型UUV
・MHI/OZZ-5の機雷除去性能を検証
・水中通信技術と相互運用性を強化
アジア・タイムズの記事からSummaryをお届けします。
香港メディア:アジア・タイムズ
2月18日、「日豪が、機雷除去対策の相互運用で協力」と発表した。
1.日本が、新型無人水中ビークル(UUV)技術開発で、豪州と提携。
2.日本の南西諸島周辺での機雷除去対策を強化する。
アジア・ミリタリー・レビュー
日本の海上自衛隊:
新型UUVと遠距離水中音響通信システムで、機雷除去対策を強化する。
海上自衛隊の新型UUV:
1.I型、II型水中グライダー(OZZ-5)の契約を、MHIと締結。
2.日本周辺海域で、水温、塩分、海流などの海洋調査を行う、
NECの遠距離水中音響通信システム:
また、海上自衛隊は、NECと水中通信システム開発で契約した。
遠距離水中音響通信モジュールを開発する。
これは、UUV制御、位置認識、水中船舶通信用の最新通信システムだ。
UUVシステムの性能試験:
性能試験では、三菱重工のUUV「OZZ-5」を使用する。
デュアルイメージング・ソナー・スイートを装備:
1.このソナーは、低周波で埋没物体を検出し、
2.海底での露出物体の高解像度スキャン可能。
国際軍事情報:ジェーンズ
日本と豪州:
新型海中戦用RASを、OZZ-5をベースに共同開発する。二国間協定に署名した。
両国の水中通信技術と相互運用強化、機雷除去性能向上を図る。
豪州の国防科学技術G(DSTG):日本の防衛装備庁(ATLA)
水中通信技術に関する最初の共同研究プロジェクトである。
2027年末までに、共同研究を完了する。
1.シミュレーターを活用、水中音響通信試験での評価指標を確立する。
2.日豪のUUV相互運用に向け、試験結果を共有する。
中国の弾道ミサイル原子力潜水艦(SSBN):
1.中国は、グアム、ハワイ、米国本土を、攻撃範囲内に収めたい。
2.そのためには、SSBNが、太平洋の公海に到達する必要がある。
宮古海峡とバシー海峡の重要性:
1.台湾と日本の間の宮古海峡と、
2.台湾とフィリピンの間のバシー海峡は、
極めて重要な潜水艦航路である。
AUKUSとの連携:
機雷除去対策では、豪英米パートナーシップ『AUKUS』の協力が焦点となる。
星条旗新聞:2023年3月の記事
AUKUSパートナーシップは、’原子力潜水艦など新技術導入’を目指す。
極超音速、対極超音速機やミサイル、電子戦、海底戦、サイバー戦など
https://www.recordchina.co.jp/b928707-s25-c100-d0192.html
海上自衛隊:もがみ型護衛艦に「OZZ-5」配備
Yahoo!ニュース掲載記事からSummaryをお届けします。
海上自衛隊の水中無人機:
もがみ型護衛艦に、機雷探知用の水中無人機「OZZ-5」の配備を開始した。
国際海洋防衛装備展示会:IMDEX Asia 2023
IMDEX Asia 2023が、5月6~8日にシンガポールで開催。
もがみ型2番艦「熊野」が参加:
シンガポールのチャンギ海軍基地に、「熊野」が停泊していた。
英軍事週刊誌:ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー記者
OZZ-5の配備状況:
1.既に就役済みの「最上」型に続き、順次配備した。
2.1番艦の最上、2番艦の熊野、3番艦の能代、4番艦の三熊、
既に3月から、配備を開始した。
最新OZZ-5の仕様:
OZZ-5は、全長4m、幅0.5mで、重さは200㎏。
最高速度は5ノット(時速9.26㎞)で、Li電池で9時間作動する。
OZZ-5の最新ソナー:
1.仏タレス:高周波合成開口ソーナー(HF-SAS)
「SAMDIS」は、ステルス機雷など、探知しにくい機雷を自動探知。
2.日本NEC:低周波合成開口ソーナー(LF-SAS)
海底埋没の機雷を探知する低周波合成開口ソーナー(LF-SAS)
フランスはHF-SASに、日本はLF-SASに、技術的な強みを持っている。
機雷探知ソーナーの他:
OZZ-5には、慣性航法システム(INS)、Wi-Fi、衛星通信システムも装備されている。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3e38f280bec7f35ddea96c257f752d0beb7e5f2a