インド海軍:日本とUNICORNを共同開発
Indian Navy: Jointly developing UNICORN with Japan
印度海軍:與日本共同開發UNICORN
・日本とUNICORN技術の移転協定締結へ
・UNICORNとは艦艇搭載用・統合通信アンテナ
Grandfleet掲載記事からSummaryをお届けします。
日本の防衛省:
11月15日、日本の防衛省が「インドにUNICORN技術を移転する」と発表。
日本の防衛装備品・技術移転協定に基づき、細目取極に署名した。
インドメディア:インドのBharat Electronics
Bharat Electronicsが、日本と共同開発し、UNICORN導入を進める。
UNICORNは、ステルス性を高めた統合通信アンテナのこと。
インド向けUNICORNは、両国による共同開発・共同生産方式である。
外務・防衛閣僚会合:今年8月に開催
日本とインドは、今年8月外務・防衛閣僚会合を開催した。
両国は、艦艇搭載用の統合通信アンテナ輸出に向けて合意した。
1.日本は、インドに「UNICORNの完成品を輸出する」のではない。
2.日本は、インドに「UNICORN技術の移転」を行うのだ。
両国は、「UNICORNベースの統合通信アンテナを共同開発する」とのこと。
The Hindu:11月16日
インドと日本は、海軍艦艇にUNICORNを搭載する共同開発・実施覚書(MoI)に署名した。
インド海軍の声明:インド海軍が先進システム導入
インド海軍向けのUNICORNは、両国の共同開発・共同生産の形になる。
1.Bharat Electronicsが、日本側の協力を得てインドで共同開発する。
2.これは、印日の防衛装備品で初めての共同開発・共同生産になる。
Make in India政策の影響:
海外企業がインド市場で生き残るためには「技術的移転による現地生産品」しか方法がない。
1.モディ首相がMake in India政策を主導する。
2.インドの防衛装備調達は、「海外輸入」を厳しく制限。
ロシアも、Make in India政策を支持し、防衛装備を供給している。
Rolls-Royceの事例:ガスタービンエンジンの製造
Rolls-Royceもガスタービンエンジン(MT30)の製造工程をインドに移転すると発表した。
Boeingの事例:AH-64EやP-8Iの導入
C-130JやAH-64Eの部品は、既にインドで現地製造されている。
The Hinduがコメント:インド海軍向けの水陸両用機(US-2)
インドは海軍向けのUS-2調達を、何年も前から日本と交渉中。
1.インドは、何年間も日本のUS-2導入を検討してきた。
2.一方、日本の平和憲法には、厳しい条件がある。