中国恒大:デフォルトの危機:国際資本市場協会(ICMA)(動画):
Evergrande of China: Default Crisis:Int’l Capital Markets Assoc (ICMA):
中国恒大:违约危机:国际资本市场协会(ICMA)
中国恒大:
8月31日、流動性問題が悪化した場合、デフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあると警告した。
資金繰りの悪化が、悪循環を起こしている。
複数プロジェクトを中断:
サプライヤーや請負業者への支払いが滞ったために、複数プロジェクトを中断した。
ここ2カ月で、
- サプライヤーや請負業者に、39億ドルを決済した。
- 中国恒大自身が、デフォルトの危機を警告している。
- これ以上の危機はない。
資産の売却状況:
中国恒大はこのところ、
- 銀行の保有株、
- 水事業の保有株、
- 五つの不動産プロジェクトなど
資産を売却して20億ドル余りを調達した。
有利子負債の整理:
6月時点で、有利子負債は880億ドルと、12月から220億ドル減少した。
しかし、この減少分は買掛金と契約債務の増加によって相殺されている。
資金繰りが悪化:
契約債務は主に、事前販売済みの住宅購入者に対する債務だ。
買掛金および契約債務は6月時点で計1800億ドルに上った。
- 中国恒大は、資金繰りで万策尽きた。
- ここまで来れば、手の打ちようがない。
- 買掛金および契約債務は、6月時点で計1800億ドルにも上っている。
海外投資家は不利:
海外の株式・債券保有者は、
中国国内資産の償還請求をほとんどできず、極めて不利な立場にある。
ドル建て債の多くは、既に深刻なディストレスト水準で取引されている。
国際資本市場協会(ICMA):
- 中国の社債発行残高は5.8兆ドル。
- 米国(10兆ドル)に次いで大きい。
運用者にとってポートフォリオから「中国」を完全に外すのは難しい。
勝又壽良のワールドビュー
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/27371555.html
Evergrande’s Second Downgrade in Two Days Raises Fear of Default – Opera News
Fitch downgrades China Evergrande’s ratings, sees ‘probable’ default
https://jp.reuters.com/article/china-evergrande-ratings-fitch-idINL1N2QA02P