中国:東芯(Dosilicon)の正体:元韓国SKハイニックス・安成漢(動画):
China: Dosilicon Identity: Former Korea SK Hynix / Ansei Han:
中国:Dosilicon身分:前韩国SK Hynix /Ansei Han
東芯半導体(Dosilicon):
中国の半導体メモリーチップ設計の東芯半導体(Dosilicon)
上海証券取引所・新興ハイテク市場「科創板」に上場する。
4月15日、上海証券取引所は東芯が科創板への上場審査を通過した。
東芯の目論見書:
- 16〜19nmプロセスのフラッシュメモリや、
- 車載規制に適合したフラッシュメモリ研究開発、
東芯の目論見書によれば、
調達資金は、R&Dセンター建設などに充てられる。
- 2019年純損失が152万元に上る。
- 現在、東芯は赤字から脱出することができていない。
東芯の正体:
生産設備を持たないファブレスメーカー
2014年11月、
上海と香港の投資会社2社による出資で設立。
中国半導体受託SMICに、生産委託している。
2015年、
東芯は韓国ファブレスのフィデリックスと、傘下のネマステックを買収。
以降、フィデリックスとネマステックを、東芯の技術の中心に据えている。
韓国出身者が研究開発:
2020年6月末、東芯の従業員数は169人、
そのうち4割を、研究開発要員が占める。
中核技術を担うエンジニア5人のうち、3人は韓国出身だ。
韓国出身の安成漢董事:
董事・安成漢氏は、韓国SKハイニックス・メモリー事業部の元幹部のトップ。
- 安成漢氏はSKハイニックスを退職し、
- 韓国のフィデリックスとネマステックを経て、
- 2015年の買収とともに、東芯に入社した。
東芯の事業範囲:
NANDフラッシュ、
NORフラッシュ、
DRAMの3分野をカバー。中小容量で汎用性の高いメモリーチップに集中している。
兆易創新(GigaDevice)と競合:
中国はメモリー設計分野で、すでに一定の蓄積がある。
ファブレスメーカーGigaDevice:
- NORフラッシュの分野で世界5本の指に入る。
- また、DRAMへの参入も狙っている。
中国Biz&Tech | 東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/424123?display=b
台湾:中国向け求人情報を削除:人材サイト’104人力銀行’
台湾の労働部:
「台湾の人材派遣会社が、中国本土向け求人情報を出すこと」を一切禁止する。
台湾労働部は通達を出した。
中国は半導体の国内調達網を構築するため、台湾の半導体エンジニア引き抜きを、
積極的に行っていると指摘した。
人材紹介サイト「104人力銀行」:
「新規制は、中国に製造拠点を持つ台湾企業にも適用される」と述べている。
104人力銀行:
ー中国本土での求人情報を削除ー
4月28日に、全てのクライアントに対して、中国本土での求人情報を削除するよう、書簡で通知。
「チャイナ・ポスト」:
大学を卒業した台湾の若者の約55%が、中国で働いている。
「タイワン・ニュース」:
中国本土で働く台湾市民の数はここ数年で減少している。
それでも、台湾外で働く市民の就職先として最も多いのは中国だ
ニューズウィーク日本版- Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c8543b7b85db8bc469200d2a7f69abf74916956
台湾:中国の技術窃盗を批判:法改正検討
台湾当局:
4月28日、中国が台湾に経済戦争を仕掛けていると主張、中国が台湾の技術を盗んだり、人材を引き抜いていると批判した。
台湾立法院(国会):
法規制の強化を検討する。
与党・民主進歩党:国会議員4人
企業秘密法の改正で、「企業秘密の定義を拡大し、罰則を強化すること」を提案している。
台湾の国家安全局:
立法院への報告で、「近年判明した海外勢力による産業スパイ事件の大半に、中国が関与していた」と指摘した。
ロイター
https://jp.reuters.com/article/taiwan-china-tech-idJPKBN2CF0S0
Dosilicon Co Ltd – Company Profile and News – Bloomberg Markets
https://www.bloomberg.com/profile/company/1290744D:CH