COVID-19:日本がワクチン接種に成功した理由:米国の100分の1(動画):
COVID-19: Why Japan succeeded in vaccination: 1/100 of the United States:
COVID-19:日本为何成功接种疫苗:美国的 1/100
日本のワクチン接種:
今年7月、日本でデルタ株の蔓延が進みました。
- 東京では、
- 7月1日の新規陽性者が5000人を超え、
- 厳しい状況が続いていました。
日本の劇的な変化:
それからわずか4カ月後、現在の状況は全く異なります。
日米の比較:
11 月の数字は、次の通り。
▽アメリカ(11月9日、ジョンズ・ホプキンズ大学発表の数字)
新規陽性者 125,491人、死亡者 1,218人
▽日本(11月7日時点、厚生労働省の数字)
新規陽性者 102人、死亡者 3人
となっています。
- 1日だけでは誤差があるとして、
- 期間を定めて移動平均を取っても、
- 日本はアメリカの100分の1以下。
現時点では収束:
もちろん、東京などではやや増加の兆候があるのは事実。
数字的には現時点では収束といって良いレベルです。
原因として、次の3つを考えることができます。
原因としては次の3つ:
1)ワクチン接種率を高めることに成功
接種完了(ファイザー、モデルナの場合2回、J&Jの場合1回)者の、全人口に占める割合、
11月9日のジョンズ・ホプキンズ大学の集計
▽日本……74.26%
▽アメリカ……59.15%2)夏以降、現役世代と若者の接種が進んだ
活動的な集団における接種率が、あるレベルを超えて「集団免疫」に近い状態となった。
3)免疫力が高いことが相乗効果
この現役世代と若者の接種率の高い集団は、接種完了から月数が経過していない。
免疫力が高いことが相乗効果となり、
デルタ株感染力に優越することができた。世界との比較:
世界を見れば、
- 韓国やイスラエル、チリのように、
- 日本より接種率が高いにもかかわらず、
- 新規感染者が増えている、
2)と特に3)を考慮すれば、
日本の状況は、ある程度説明がつく。ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2021/11/post-1249.php