中国:北京市地下に15本の活断層:5本は’強く活動的’(動画):
China: 15 active faults underground in Beijing: 5 are’strongly active’:
中国:北京地下有15个活动断层:5个处于“强烈活动”状态
ー地震速報が未整備、市民に危機感ー
北京地震探知技術研究所:
- 中国の首都・北京市の地下には、15もの主要な活断層が走っている。
- その3分の1、5本の活断層は「強く活動的」である。
「今後100年の間に大規模な地震が発生する危険性が高いこと」が、明らかになった。
北京市地震局:
2020年までに「緊急地震速報システム」を完成する予定だったが、計画は遅れている。
「多維新聞網」:
米国を拠点とする中国問題専門ウェブサイト「多維新聞網」が報じた。
北京地震探知技術研究所:
中国地質調査研究所:合同で、北京市を中心とした地質調査を行い、その結果を学術誌「地球物理学誌」に発表した。
それによると、北京の主要活断層は、前回調査のほぼ2倍で、15本となった。
「北京平野が、地質学的危険に見舞われる可能性は、活断層の活動と密接に関連している」と指摘している。
NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20210429_1654929.html?DETAIL
中国:地震防災の現状と展望
中国は地震が多い。
中国は地震が多く、地震活動の頻繁な国である。
地震活動の範囲が広く、
マグニチュードが高く、
震源が浅いため、人員の死傷、財産の損失など甚大な損害につながることが多い。
過去の歴史:
歴史上、中国で強い地震が100回ほど発生している。
そのうち、一度に20万人以上の死者を出したものは4回あった(世界全体では6回)
死傷被害が最も深刻だったのは明代嘉靖34年(西暦1556年1月23日)陝西省華県で起きたマグニチュード8の大地震。
なんと、83万人以上の死者を出した。
20世紀の平均:
統計によれば、中国では20世紀に入ってからの平均で、
マグニチュード5以上が年20回、
マグニチュード6以上が年4回、
マグニチュード7以上が3年に2回、大地震が、年に数回発生している。
四川省の大地震:
20世紀に関していえば、
中国で発生した自然災害による死者数のうち、地震によるものは50%以上を占める。
全死傷被害の第一位である。
2008年5月12日四川省のマグニチュード8.0の地震では、9万人近くの死者を出した。
SciencePortal China
https://spc.jst.go.jp/hottopics/0901earthquake/r0901_he.html
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