中国:サッカー・スーパーリーグが破綻(動画):
China: Soccer Super League collapses:
中国:足球超级联赛倒闭:
ー給与遅延で帰化軍団が逃走ー
中国プロサッカー
スーパーリーグ
- 14クラブ中、11クラブの選手に対し、
- 最長約8カ月にも及ぶ、
- 給与支払い遅延が発生した。
半数以上が不動産業者:
スーパーリーグの半数以上のクラブが、不動産関連企業を親会社としている。
- 中国政府が実施した、
- 不動産業の規制強化により、
- 煽りをモロに受ける形となっている。
「グラつく屋台骨は、修復の見通しすら立たない状況」なのだ。
中国恒大の広州FC:
2兆元もの負債を抱えて、破産寸前に陥っている不動産大手。
中国恒大を親会社とする広州FC(旧広州恒大)の経営状況は特に深刻だ。
FWリカルド・グラール
母国のブラジルへ帰国し、11月末に同国1部のパルメイラスへ入団。FWアラン、FWエウケソンの2人
12月に同じく広州FCを退団して母国のブラジルへ帰国した。3選手は「帰化中国人プレーヤー」:
中国プロリーグで、5年間を過ごしてきた。
中国への帰化が可能になり、中国国籍を取得済み。
つまり「帰化中国人プレーヤー」である。
他にも「帰化中国人プレーヤー」:
- ブラジル出身でFWフェルナンジーニョ、
- イングランド出身のDFティアス・ブラウニング、
- 元アーセナルのMFニコ・イェナリス(北京FC所属)、
中国国籍を2019年に取得、2年前に帰化メンバーが中国代表入り。
「サッカー強国」への強化プラン:
背景には“大のサッカー好き”習近平国家主席が、大号令を下した。
中国国内で推し進める「サッカー強国」への強化プランがある。
サッカーW杯中国代表:
- カタールW杯最終予選で、
- 現在のところグループB組の6チーム中、
- 5位と低迷している。
非常に厳しい立場に置かれている。
“純血”の中国人代表選手のみでの戦いを強いられるとなると、おそらく絶望的だろう。
中国のプロサッカー:
2020~21年にかけ、中国プロサッカーリーグでは、
下部組織も含め、実に22のクラブが解散した。
JBpress