韓国:KAIST大教授、自動運転特許を流出:中国「千人計画」(動画):
Korea: KAIST Univ professor leaks LIDAR : China 1000 Talents Program:
韩国:KAIST大学教授泄漏自动驾驶专利:中国“千人计划”
ー海外研究者を集める中国「千人計画」ー
9月17日
海外への技術流出:
韓国・野党国民の力党:ク・ジャグン議員
ー(国会・産業通商)資源中小ベンチャー企業委員会に所属ー2015年から現在まで、
韓国から海外への技術流出事件は、摘発された計121件にものぼる。
そのうち29件は、’国家核心技術’に相当する重要技術だった。
という衝撃的な内容の発表を行った。
業種別:
- 電気/電子分野が61件(50.4%)と最も多く、
- 造船/自動車22件(18.2%)、
- 機械13件(10.8%)、
- 化学/生命工学11件(9.1%)
企業規模別:
- 中小企業が80件、
- 大企業33件と、
- 65%以上が中小企業からの技術流出だった。
理系大学KAIST:
そんななか、また1件の知的財産流出が、なんと韓国最高の理系大学KAISTから発生、波紋を広げている。
KAISTとは:
Korea Advanced Institute of Science and Technologyの略称で韓国国立大学である。韓国では:
ソウル大、
高麗大、
延世大が、エリート御三家である。しかし理工系でば、KAISTの方が上をいく。
KAIST大のイ教授:
イ教授が参加した中国の「千人計画」
今回、そのKAISTから流出されたのは、自動運転技術だ。
自動運転技術:「LiDAR」
KAIST教授であるイ氏は、
「LiDAR」と呼ばれるセンサー開発の指揮を、執っていた。
「LiDAR」とは、レーザーで周囲の物体との距離および速度を調べる技術。
調査で判明:
イ教授は、2017年から、中国の「千人計画」に参加。
毎年中国の重慶理工大から3億ウォンを受け取っていたことがわかった。
重慶理工大:中国の「千人計画」
イ教授は、中国の重慶理工大でも「LiDAR」と同様の研究発表をしている。
これについては、KAISTが特許をもっているため違法行為だ。
さらに、KAISTと中国重慶理工オンライン上に、72件もの研究資料が公開されていた。
大田市地検:特許犯罪調査部
9月14日
- 産業技術流出と
- 営業秘密国外漏洩、
- 産業技術保護法違反などで
イ教授を拘束起訴した。
9月24日には大田地方裁判所で初公判が開かれた。
イ教授が反論:
イ教授、弁護士を通じ、
- 千人計画に選抜される前からKAISTと重慶理工大と国際交流、
- プログラムの一つ、共同研究をしていただけ、
- 技術流出は絶対にしていない。
と反論している。
さらに72件の研究資料について、
「初期アイデア水準であり、法に触れるような国家核心技術などではない」と、
検察の主張に真っ向から反論している。
ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/kaist.php