航空見本市で展示された「翼竜2」の模型=2019年8月、モスクワ郊外(新華社=共同)
中国:無人機「翼竜2」中東へ輸出攻勢:中東10カ国へ(動画):
China:drone “Pterosaur 2” to the Middle East: Offensive to 10 countries in the Middle East:
中国:向中东出口无人机“翼龙2”:对中东10个国家的进攻
中国:無人機「翼竜2」
中国は、世界の小型無人機ドローンの民生用市場で、7割のシェアを占めています。
軍用無人機の分野でも、中東などの10カ国以上に、偵察・攻撃一体型の多目的無人機「翼竜2」などを輸出。
米国と張り合う「無人機大国」になりました。
香港誌:「広角鏡」
内戦状態のリビア:
2020年1月、有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が、「翼竜2」で、暫定政権側を攻撃し、多数の死傷者が出ました。
LNAを支援するアラブ首長国連邦(UAE)が、「翼竜2」を提供したとのこと。
「翼竜2」の特徴:
- 中国製は米国製よりも性能が劣る、
- 価格が安いのが魅力、
米国が技術流出を懸念して輸出に慎重になる中で、中国は輸出攻勢をかけている。
共同通信