東京医歯大：Gas imaging’探嗅カメラ’：糖尿病､がん/早期発見（動画）：
TMD Univ:Gas imaging (sniffing camera):Diabetes､cancer/screening：
东京医科牙科大学：气体成像（嗅探相机）的开发：糖尿病，癌症/早期筛查
東京医歯大：ガスイメージング（探嗅カメラ）
2019年12月25日、「ガスイメージング装置（探嗅カメラ）」を開発したと発表しました。
皮膚から放出される、極めて微量な血中由来の揮発成分を検知します。
また、濃度分布をリアルタイムに画像化します。
ガスイメージング（探嗅カメラ）：装置仕様
- 経皮ガスの放出を､模倣したガス負荷法と、
- 体表面で､正確にガスイメージング/フィッティング、
- 描画デバイス（二次元真弧）を新たに開発。
ガスイメージング（探嗅カメラ）：実験結果
この装置を用いて、「アルコール飲料を摂取後､被験者から放出される皮膚ガス」を検査。
「皮膚ガス中のエタノールとアセトアルデヒド濃度分布」をリアルタイムに画像化することに成功。
実験では、「汗腺密度や表皮層数が異なる手のひら、手指、足裏、耳」を対象部位。
「汗腺が少なく表皮が薄い/耳道開口部が、血中揮発成分の測定に適している」ことを明らかにした。
エタノール/アセトアルデヒド：アルコール検査
「ニコチン依存型アルコール/脱水酵素の触媒反応」によるバイオ蛍光法を、利用しています。
酵素の種類を変えることで、他の皮膚ガスの検出も可能です。
今回開発した装置
- 匂いのないガス成分や
- 微量成分でも、
- 濃度分布情報を定量的に表示できる。
研究グループは、
- 非侵襲的な皮膚ガス計測により、
- 糖尿病や一部のがんなどの疾患、
- 早期スクリーニング法の開発を目指します。
MONOist