1933-06:#473:恐怖城:

キネマ旬報 No.473:1933-06:

THE MOVIE TIMES No. 473:昭和8年6月11日号:June,11,1933 ( 1933-06)

表紙:ルース・チャタートン:

目次:1933-06:#473:恐怖城:

恐怖城:WHITE ZOMBIE:1933-06:#473:

南国の古城に巣喧ふ吸血鬼ムビイの恐怖。

夜毎裏地に現はれ、魂なき肉題を何處ともなく運び去る。

怪奇、恐怖、グロテスクを超えるアメリカの怪談映画。

ベラ・ルコシ、マッチ・ベラミイ主演

ロバート・プレーザー、ジョン・ハロレ 助演

監督:ヴィクター・ハルペリン

製作:エドワード・ハルペリン
脚本:ギャレット・ウェストン
撮影:アーサー・マーティネリ
特殊メイク:ジャック・ピアース
出演:ベラ・ルゴシ
   マッジ・ベラミー
   ジョセフ・コーソーン
   ロバート・フレイザー
   ジョン・ハロン

ヴードゥー教のゾンビ:

ヴードゥー教のゾンビは、司祭によって仮死状態にされた人々なのだ。

 ヴードゥー教の催眠術:
司祭は、ゾンビパウダーを人間に飲ませて、人間を仮死状態にさせる。
さらに、ヴードゥー人形による催眠術で、相手を自分の意のままに操る。

アメリカ人の若いカップル:

ニール(ジョン・ハロン)とマデリーン(マッジ・ベラミー)は、
旅行中に知り合った裕福な農園主ボーモン(ロバート・フレイザー)に招待された。
農園主ボーモンとの出会い:
若いカップルは、ボーモン邸(西インド諸島のハイチ)を訪問し、挙式するのだ。
2人は、馬車でボーモン邸へ向かう途中に、奇妙な一団と遭遇した。
血相を変えた御者曰く:
奇妙な一団は「甦った死者=ゾンビ」なのだという。
農園主ボーモンは、屋敷へ到着したカップルを出迎えた。

農園主ボーモンの企み:
実は、ボーモンには秘かな企みがあった。
ボーモンは、美しいマデリーンに横恋慕した。
「この機会に、彼女を自分のものにしてしまおう」と考えた。
 ヴードゥー教の司祭レジャンドル:
農園主ボーモンは、ヴードゥー教の司祭レジャンドル(ベラ・ルゴシ)に助けを求めた。
 司祭レジャンドルは「人間をゾンビへと変えてしまう秘薬」を、農園主ボーモンに、手渡した。

最終手段として秘薬を使う:

マデリーンは、その匂いを嗅いでしまう。
ボーモンから渡された花に秘薬が降りかけられていたのだ。
結婚式後にマデリーンは意識を失い、そのまま帰らぬ人となった。

レジャンドルとボーモン:

それから暫くして、マデリーンの遺体を霊廟から運び出した。
マデリーンを、ゾンビとして蘇らせたのだ。
しかし、ゾンビとなったマデリーンは魂の抜け殻に過ぎない。
自らの意思もなければ喜怒哀楽の感情もなく、言葉すら喋ることがなかった。
評価(5点満点):★★★★☆