GPIF:米国債構成比が35%に低下:ベンチマーク遵守(動画):
GPIF: US Treasury composition reduced to 35%: Benchmark compliance:
GPIF:美国国债构成降至 35%:符合基准
ーベンチマーク重視が鮮明にー
2021年8月2日
日本のGPIF:
米国債の構成比:
今年3月末、米国債構成比が35%に低下した。
1年前47.4%から、12%ポイント低下した。
低下幅は、2014年度以降で最大だ。
欧州国債の構成比:
米国債に代わって構成比を伸ばしたのは仏伊独など欧州の国債。
フランス、イタリア、ドイツ、英国の国債の割合は、少なくとも1.7%ポイントずつ上昇。
これら欧州国債の購入額は、5兆7200億円に上った。
ベンチマークを重視:
GPIFの外国債券に占める米国債の構成比が記録的な低下となっている。
市場の運用指標(ベンチマーク)に沿った資金配分を従来よりも強化したためだ。
三菱UFJモルガン・スタンレー
鶴田啓介債券ストラテジストGPIFは、
2018、2019年度、米国債への投資が多く、オーバーウエートになっていた。
「2020年度から、ベンチマークとの乖離を避ける方針」を明確にした。
Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-01/QWVKQCT1UM4N01
ロシアと中国:外貨準備、米ドル依存87%から59%に引き下げ
ロシア:
2021年7月、ロシアが1カ月がかりで、ドル売却作戦を完了した。
政府系ファンド「国民福祉基金」:
「国民福祉基金」は、35%を占めていた米ドルをゼロにした。
中国・人民元とユーロを、それぞれ15%から30%、35%から40%に増やした。
中国:
外貨準備のドル依存を、20年間で8割から6割に下げた。
米制裁に直面するイラン産原油の輸入を「2020年4月にほぼ人民元建てにした」(中国共産党関係者)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0441Y0U1A700C2000000/