長崎大学:エボラ出血熱ウイルス検出試薬ー常温での保存・輸送可能に:
Nagasaki Univ: Ebola Virus Detection Reagent-stored and transported at room temp:
长崎大学:埃博拉出血性病毒检测试剂 – 可在室温下储存和运输
長崎大学:
キヤノンメディカルシステムズ:
日本医療研究開発機構(AMED):
常温での保存や輸送が可能な、蛍光LAMP用(注1)常温保存試薬を開発しました。
エボラ出血熱ウイルス検出試薬:
長崎大学とキヤノンメディカルが、エボラ出血熱ウイルス検出試薬を2015年に共同開発しました。
このエボラ出血熱ウイルス検出試薬は、その迅速性と簡便性が高く評価されています。
しかし、試薬の運搬は冷凍で行うことから、常温での輸送・保管ができる試薬が求められてきました。
エボラ出血熱ウイルス専用:常温保存試薬
長崎大学とキヤノンメディカルが、エボラ出血熱ウイルス専用の常温保存試薬(注3)開発に成功。
品質検証を進め、3ヶ月保存の検証が本年3月に終了しました。
昨年9月、長崎大学感安田教授がミッションでコンゴ民主共和国に派遣された際に、
本試薬の試作品を持参、エボラウイルス実検体を用いたテストを行い期待する成果が得られました。
これにより実用に際しての大きな課題であった冷凍輸送問題が解決します。
長崎大学
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science178.html