酒井重工:建設機械の部材調達:「脱中国」が進む(動画):
Sakai Heavy: Procure of parts for construction: “De-China” progresses:
酒井重工业:工程机械零件的采购:“中国化”进程
ー設機械業界で部材調達の脱・中国依存ー
酒井重工業:
米国工場(ジョージア州)で、ロードローラー用の鋳物ウエート(重り)調達を、中国製からインドネシア製に完全に置き換えた。
酒井重工は、1995年にインドネシア工場(西ジャワ州)を稼働している。
- インドネシアで調達先を探り、
- 技術指導の実施も含め、
- 数量だけでなく、品質面でも、
中国製から代替できるめどがついた。
20年度から中国依存度はゼロになっている。
ただ、中国向けロードローラーの鋳物は、中国で調達している。
住友建機:
千葉工場(千葉市)で生産する建機鋳鍛造品を、中国製からベトナム製にシフト。
一部は、インドからも輸入を始めた。ベトナムから調達:
住友建機は、鋳鍛造品をベトナムから調達し始めた。
比率はまだ1割未満。
2020年度末、2割程度に高める考えだ。
部材調達の分散化:
中国は政治リスクに加え、自然災害や環境規制のリスクもある。
- 米中対立に加え、
- 新型コロナウイルスの教訓から
- 部材を1国に依存するリスクが高まり、
各社は対応を加速している。