石油統計速報 2018年9月分:
September 2018 oil statistics bulletin : Imports of crude oil:
2018年9月石油统计公报
2018年10月31日
資源エネルギー庁
資源・燃料部政策課
1.原油の動向
9月の原油輸入量は1,392万kl、前年同月比92.1%と前年を下回った。輸入量の多い順にみると、
(1)サウジアラビア(489万kl、前年同月比86.9%)
(2)アラブ首長国連邦(333万kl、同82.8%)
(3)カタール(115万kl、同104.8%)
(4)クウェート(110万kl、同83.7%)
(5)イラン(71万kl、同69.0%)となっている。
なお、今月の中東依存度は86.1%、前年同月に比べ3.0ポイント減と14ヶ月ぶりに前年を下回った。
2.燃料油の生産
燃料油の生産は1,376万kl、前年同月比95.2%と10ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油及びA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油及びB・C重油は前年同月を下回った。
3.燃料油の輸入、輸出
燃料油の輸入は288万kl、前年同月比138.3%と前年を上回った。輸出は290万kl、前年同月比88.5%と4ヶ月連続で前年を下回った。
4.燃料油の国内販売
燃料油の国内販売は1,301万kl、前年同月比96.5%と7ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみると、軽油及びA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油及びB・C重油は前年同月を下回った。
5.燃料油の在庫
燃料油の在庫は1,033万kl、前年同月比101.6%と6ヶ月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ及び軽油は前年同月を上回ったが、ジェット燃料油、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
※生産関係の数値については、大臣官房調査統計グループのホームページでも公表されております。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result/xls/h2j581011e.xlsx