産総研:マンガンノジュール密集域解明:南鳥島EEZ内40%に分布(動画):
AIST:Dense manganese nodule area:40% distribution in Minamitorishima EEZ:
AIST:澄清致密的锰结核区域:Minamitorishima EEZ中40%的分布
産総研:音波で複数の海底観測調査
海底に分布する鉱物資源開発実現のため、効率的・経済的な探査手法の確立が求められています。
今般、船から発する音波を用いて、複数の海底観測データを結合・分析。
「広い海底のどこにマンガンノジュールが分布するのか」を、地図上にプロットしたのです。
また、「その面積を正確に算出するための、新しい探査手法」を、確立しました。
海底観測データ:調査結果(図1)
「海底が、音波を反射する様子」を詳細に解析。
南鳥島EEZ(南鳥島周辺の日本の排他的経済水域)の、61,200 平方キロメートルに、マンガンノジュールが密に分布することが分かりました。
マンガンノジュール:密集域
このマンガンノジュール密集域の面積は、四国と九州を足し合わせた面積に匹敵します。
密集域は、「研究グループが2016年に発表した、南鳥島EEZ南東部」に限りません。
なんと、南鳥島EEZ全域に広く分布していました。
密集域は、特定の反射強度(今回の観測データの基準では5.72dB)以上の場所(図1および図2)に対応しています。
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2019/pr20191211/pr20191211.html