産総研:カーボンナノチューブ・高導電性/塗布膜を開発 – IoTデバイス電極材料:
AIST: Carbon nanotube · High conductivity/coating film developed – IoT electrode material:
AIST:碳纳米管·高导电率/涂膜开发 – 物联网器件电极材料
ポイント
- 成膜後の分散剤除去やドーピングなどの後処理工程が不要で、自在な膜厚制御が可能
- 高温高湿環境への耐性、屈曲性や伸縮性に優れ、多様な基材と多様な成膜技術に適応可能
- 金属粒子に匹敵する20,000 S/cmを達成し、プリンテッドエレクトロニクスなど幅広い応用に期待
ディスプレーやタッチパネル、太陽電池などの透明電極の材料として、現在主に使用されているのは酸化インジウムスズ(ITO)膜である
今後のIoTデバイスの部材に要求される伸縮や折り曲げへの対応が難しいことなどから、ITOに換わる新規材料の実用化に向けた開発が精力的に進められている。
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2019/pr20190111/pr20190111.html