🔬理研、細胞周期の間期(G1・S・G2)を3色で識別する技術の開発
理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター細胞機能探索技術開発チームの共同研究グループは、細胞周期をより細かく色分けする新しい蛍光プローブ「Fucci(CA)」を開発しました。
Fucci(CA)は哺乳類動物を扱うあらゆる生命科学分野で応用が可能です。がん、発生・再生研究だけでなく、動物脳における神経新生の検出、あるいは宇宙空間における細胞増殖の観察などにも適用が予定されています。
今後、ヒトのES細胞やiPS細胞 を用いた再生医療および薬剤スクリーニングにおいての活躍も期待できます。
本研究は、米国の科学雑誌『Molecular Cell』(11月2日号)に掲載されるのに先立ち、オンライン版(10月26日付け:日本時間10月27日)に掲載されます。
理化学研究所