💊東洋紡、HMT社とうつ病関連バイオマーカー用酵素の量産技術を確立

💊東洋紡、HMT社とうつ病関連バイオマーカー用酵素の量産技術を確立

東洋紡 とヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ は、共同研究により、うつ病関連バイオマーカー測定に使用される酵素の量産技術を確立しました。

今後、東洋紡はこの酵素をHMTに提供し、HMTは本バイオマーカーを測定する研究用試薬キットの製造・販売を行います。

うつ病の患者数は全世界で3億2,200万人、国内での経済損失額は年間約3兆円※2に上ると言われています。

現在、うつ病の診断は専門医による問診が中心ですが、発症の背景や症状が多岐にわたるため、確度の高い診断は容易ではありません。

一方、HMTらの研究によって、血液中のリン酸エタノールアミン (PEA) の濃度がうつ病の病状に応じて変動することが判明し、うつ病診断を支援するバイオマーカーとしての有用性が示唆されています。

ニュースリリース|TOYOBO

http://www.toyobo.co.jp/news/2017/release_8230.html