春日電機：’ﾏｲｸﾛ波ﾌﾟﾗｽﾞﾏ除電処理ｼｽﾃﾑ’開発：’はやぶさ2’ｲｵﾝｴﾝｼﾞﾝ技術（動画）：
Kasuga Denki:’Microwave Plasma Discharge Treatment System’:’Hayabusa 2’Ion Engine：
春日电机：“微波等离子体放电处理系统”开发：“ Hayabusa 2”离子发动机技术
2019年10月8日
JAXA：春日電機
画期的な､除電器の開発に成功しました。
｢従来の真空除電技術と比べて､100倍以上の速度｣で､真空中の帯電物体を除電することができます。
春日電機が、この技術を利用して､「マイクロ波プラズマ除電処理システム」を開発しました。
＜共同研究の背景・概要＞
JAXA：
宇宙探査事業において、ダスト制御の一環として真空中での帯電問題を取り扱ってきました。
JAXAは､｢はやぶさ２のイオンエンジン中和器｣に用いた､｢マイクロ波プラズマ源*2を真空下の除電器として使うこと｣を春日電機に提案しました。
春日電機：
真空中での帯電は､放電やダスト付着を引き起こし歩留まり低下の原因となります。
これを抑制するため､真空下で作動する除電器の研究を行ってきました。
共同開発した除電器：
紫外線イオナイザー*3などの従来の真空除電技術に対して､100倍の速度で､正･負に帯電した物体を､除電できることを示しました。
この成果を用いて、春日電機は地上用として､マイクロ波プラズマ除電処理システム（図2）開発しました
最新情報 | 春日電機