🔐日立、ランダム・ノイズを利用、高安全性を実現する暗号通信装置を試作
理論上解読が不可能なレベルで長距離の暗号通信が可能に
日立製作所 は、LANケーブルでインターネットに接続された環境において、事実上暗号解読が不可能なほどの高い安全性を実現する暗号通信技術を開発し、本技術を搭載した通信装置を試作しました。
送信機内にノイズ発生器を設置し、ランダムに発生するノイズを暗号通信に必要なデータに加えて送信することにより、ノイズの除去方法を知っている正規受信者以外の暗号解読を困難にします。
量子暗号通信で必要となる光ファイバーなどの特定の伝送路が不要となり、LANケーブルで接続された世界のあらゆる地点への通信が可能です。
2018年3月13日:日立