ポーラ美術館:パブロ・ピカソ《海辺の母子像》調査で新発見

ポーラ美術館:パブロ・ピカソ《海辺の母子像》調査で新発見

火星探査でも用いられる科学技術による調査で下層部への「新聞紙」の貼付が判明

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2018年4月に実施したワシントン・ナショナル・ギャラリー(アメリカ・ワシントン)アートギャラリー・オブ・オンタリオ(カナダ・トロント)との共同調査にて、パブロ・ピカソ《海辺の母子像》(1902年・ポーラ美術館蔵)の新たな下層部の存在を発見しました。

本調査は、対象物の成分に関する情報を非破壊・非接触で得られるハイパースペクトル・イメージング・スキャナーを用いて行われ、これにより本作への広範囲な「新聞紙」の貼付が判明いたしました。

この調査結果について、ワシントン・ナショナル・ギャラリーとの共同リリースを発表いたします。

パブロ・ピカソ コレクションハイライトページ

http://www.polamuseum.or.jp/wp/wp-content/files_mf/1528101158POLAandNGA_PressRelease_finalJP.pdf

Newspaper Found beneath Picasso’s Painting Held by Japanese Museum – JIJI PRESS

https://jen.jiji.com/jc/i?g=eco&k=2018060600425