アサヒバイオ: ビール酵母、芝品質28%向上ーゴルフ場18コース実証:
Asahi Bio: Brewery yeast, improve quality of turf by 28%-Test 18 golf courses:
Asahi Bio:啤酒酵母,提高草坪质量28% – 证明18个高尔夫球场
~ 芝の品質を向上させ、環境にやさしいゴルフ場へ ~
2019年4月9日
アサヒ・バイオ・サイクル:
アサヒバイオサイクル(本社 東京)は、ビール醸造の副産物である「ビール酵母細胞壁」を活用。
「ビール酵母細胞壁」は、持続可能なゴルフコース管理システム確立に貢献します。
農研機構(つくば市)・アコーディア・ゴルフ( 東京):
共同研究で、ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment : LCA)の手法を用い、定量的なゴルフコース管理の評価を、実施しました。
今回は成田ゴルフ倶楽部(千葉県)において、初めて18ホールの規模で実証実験を行いました。
第14回日本LCA学会研究発表会:
本実証結果は3月5日、第14回日本LCA学会研究発表会(九州大学 伊都キャンパス)にて発表されました。
発表者は共同研究者である農研機構農業環境変動研究センターの林 清忠博士です。
具体的な成果:
芝のコンディションを数値化した品質(価値)は28%向上し、化学農薬の使用量が低減しました。
ゴルフ場18コースにおける芝の品質(価値)あたりの温室効果ガス排出量は、22.3%低減することが確認されました。
すなわち、ビール酵母細胞壁を用いた農業資材の導入が、化学農薬の使用量を減らし、環境に優しく芝の品質の高いゴルフコースの実現に貢献することが分かりました。
アサヒグループホールディングス