JDI:脈波・指紋・静脈の同時生体認証:日本イノベーション大賞(動画):  JDI:Simultaneous biometric authentication of pulse wave,fingerprint,vein: JDI:脉搏波,指纹和静脉的同时生物识别:日本公开创新奖

JDI:脈波・指紋・静脈の同時生体認証:日本イノベーション大賞(動画): 
JDI:Simultaneous biometric authentication of pulse wave,fingerprint,vein:
JDI:脉搏波,指纹和静脉的同时生物识别:日本公开创新奖

ー読み取り速度を4倍にー

ジャパンディスプレイ(JDI):

高性能の新型薄型イメージセンサーを開発した。

脈波測定向けに「読み取り速度を、従来比4.4倍の毎秒19.5コマ」に向上させた。

薄型イメージセンサー:

高精細なバイタルサインが取得できる。

同時に指紋・静脈の生体認証も行う。

手首などに巻くウエアラブル機器への搭載を想定。

利用者のなりすましや患者の取り違え防止に役立つ。

3年後をめどに商品化を目指す。

TFT駆動方法をレベルアップ:

今回、JDIが「低温ポリシリコン(LTPS)薄膜トランジスタ(TFT)」の駆動方法を見直した。

「1コマごとのセンサー走査(スキャン)回数」を、従来の2回から1回に半減した。

高速読み取り実現:

さらなる、高速読み取りを実現。

脈波をより正確に、計測できるようにした。

脈波は、動脈硬化の進行度やストレスなどの健康状態を推定する生体信号だ。

  • 心臓の拍動に応じた、
  • 末梢(まっしょう)血管圧や、
  • 容積の変化を示すことが、可能になった。

JDIと東大:

2020年1月に共同発表したセンサーと比べて測定方式を変更した。

従来は:

上部から発光ダイオード(LED)を照射する透過型だった。

しかし、「搭載機器が大きくなるなどの課題」があった。

今回は:

「センサーの横にLEDを配置する反射型」を採用した。

薄型化しやすくなりウエアラブル機器に適する。

  • センサー構造は従来と同じ。
  • ポリイミド樹脂の上にTFTを形成し、
  • さらにその上に有機光検出器を載せる。

最終的にガラス基板を取り除くので、折り曲げて使用可能。

Flat Panel TV and Display World-2 :液晶・業界動向

http://flat-display-2.livedoor.biz/archives/57767834.html

株式会社ジャパンディスプレイ 

生体認証とバイタルサインの同時計測が可能:シート型イメージセンサの開発

第3回日本オープンイノベーション大賞

東京大学
JDI

JDI は、LTPS(低温ポリシリコン薄膜トランジスタ)の技術を保有。

東京大学と連携し、指紋・静脈・脈波を1枚のイメージセンサで計測可能なシート型イメージセンサの開発に成功しました。

シート型イメージセンサの開発

装着感やストレスなく皮膚に直接貼り付けることができるセンサ。

これにより、ユーザの生体認証と健康状態を計測・紐づけることが可能になります。

セルフケアや
在宅医療、
保険制度の拡大に

貢献することができると考えています。

ニュース&イベント : ニュースリリース |

https://www.j-display.com/news/2021/20210225.html

JDI、指紋・静脈・脈波の計測が可能な薄型イメージセンサ|

ものづくり・新技術|紙面記事

https://www.netdenjd.com/articles/-/227011