豪州:潜水艦建造が5年遅延:仏「ナーバル・グループ」(動画):
Australia: Submarine delayed by 5 years: France “Naval Group”:
澳大利亚:潜艇建造被推迟了5年:法国“海军集团”
ーデザインで計画が5年遅延ー
2021/05/12
潜水艦プロジェクト:
オーストラリアが、「太平洋で軍事力を膨張させる中国」を防ごうとしている。
しかし、遠大な潜水艦建造計画に、警告ランプがともった。
総開発費は、900億オーストラリア・ドル(7兆6700億円)規模。
オーストラリア:
2009年、中国海軍力を阻止するため12隻のattack submarinesを保有する計画を立てた。
仏「ナーバル・グループ」:
現在、フランスの防衛関連メーカー「ナーバル・グループ」と契約を結んで進めている。
豪史上最大の国防プロジェクトだ。
新型の攻撃潜水艦:
- 全長97メートル、
- 60人が乗り組んで、
- ディーゼルエレクトリック動力で推進、
一度に、3万3000キロの航海ができる。
英国「ザ・タイムス」:
潜水艦デザインを巡って、変更と内紛が続いている。
- 1番艦は2030年中盤に進水可能だが、
- 12隻目の潜水艦は、早くても2054年に、
- ようやく就役することになる。
もし、こうなれば、「オーストラリアが中国を抑止すること」が出来なくなる。
当初の計画完成目標:
2009年:
オーストラリアは厳しい条件を付けてこの潜水艦プロジェクトをスタート。2016年:
フランスの「ナーバル・グループ」が、
仏海軍バラクーダ型原潜をベースに、豪国内で建造することで契約を結んだ。2025年:
計画通りであれば、最初の潜水艦が進水する予定だ。しかし今度は、
- 潜水艦建造では、豪産業界に対して、
- 技術移転、雇用創出する効果が乏しく、
- デザインが具体化する中、費用が高騰した。
Saab Kockumsの導入検討:
今や豪政府は、
スウェーデン潜水艦Saab Kockumsと、接触することも考慮している。
Saabは、「もともと、豪海軍・コリンズ級潜水艦を建造したメーカー」なのだ。
中国の対抗措置:
農産物の輸入禁止:
中国はここ数カ月、オーストラリア産の石炭・ワイン・農産物の輸入を禁止した。中国発サイバー攻撃:
オーストラリアを狙った中国発サイバー攻撃も強まっている。キリバス・中国空軍基地:
5月5日中国が、
- オーストラリア北東に位置する、
- キリバスのカントン島の滑走路を
- 近代化することとした。
ここに、中国空軍基地ができた場合、5時間でオーストラリアに到達できる。
Chosun Online | 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2021051280076