日本酪農:牛の’発情期’、AIで分析;帯広市「ファームノート」:
strong>Japanese Dairy: ‘Oestrus’ of cattle, analyzed by AI; Obihiro “Farm Note”:
日本乳业:AI分析的牛的“发情期”;带广“农家乐”
「ファームノート」:
「加速度センサー」という装置を使って、1頭1頭の牛の動きを24時間、記録しています。
システムを開発したのは、帯広市に本社があるITベンチャー企業「ファームノート」。
AIで分析:牛の発情期
大事なのは、「繁殖時期を迎えた牛の’発情期’の兆候を把握し、早く種付けすること」です。
牛は子どもを産まないと乳を出さないのです。
出産サイクルを早くすることが、牛乳生産量を増やすことに直結します。
「ファームノート」:センサー使用法
手元のスマートフォンを見れば、発情期を迎えたかどうか、一目で分かります。
これまでは他の牛に動きを見て発情を判断していました。
牛は発情期になると、「活動」が増え、「反すう」の時間が減るという特徴が出ます。
牛の発情:酪農家の悩み
- 牛の発情は平均21日周期で訪れます。
- しかし、1度の発情は約8時間程度しかありません。
- 発情を一度見逃すと、生乳生産減少や餌代で9万4000円の損失、
酪農家の悩みのタネでした。
NHKニュース
反芻時間/モニタリング:牛群の生産性を向上
酪農・畜産どちらにおいても生産性や収益に直結する「牛の発情と体調変化の発見」。
発情兆候の見落としによる機会損失を減らしたいという要望、
牛の健康状態・体調変化の早期発見を望む声が多くありました。
開発されたのが「Farmnote Color」。
- 牛の首に装着するウェアラブルデバイスを装着。
- 内蔵された3軸の加速度センサーで行動データ取得、
- 人工知能で「活動・休息・反芻」の3つにデータを分類します。
株式会社ファームノート