大阪大:電気と圧力で異種材を高強度接合!:チタン×ステンレス(動画):
Osaka Univ: High-strength bonding : Titanium x stainless steel:
大阪大学:通过电和压力将高强度的异种材料粘合起来!:钛x不锈钢
大阪大学接合科学研究所:
異種材料の接合部を、元の材料以上の強度で接合する技術を開発しました。
材料に圧力をかけながら、電気を流して接合部を加熱する独自技術「圧力制御通電圧接法」
チタン×ステンレス:
- チタン合金とステンレスの強固な接合に成功。
- 1秒と極めて短時間かつ低温で接合できる。
- 省エネルギーで二酸化炭素排出も抑える。
温度と圧力の条件が分かればさまざまな金属で応用できるという。
圧力制御通電圧接法とは:
圧力制御通電圧接法は、
- 常温では、変形しない程度に、
- 圧力をかけ、
- 通電すると、
材料同士が接する界面のみ高温になるジュール熱を利用して接合する。
- 加熱で変質した材料は、
- 圧力により外部に押し出され、
- 他の部分は変質しないため、
元の材料の強度が維持される。
利用分野:
強度の異なる異種材料でも、「界面が双方の強度が、等しくなる温度にするよう、圧力を制御すること」で接合可能。
- 低温で高強度のチタン合金と
- 高温で強度を保つステンレスの
「強度が一致する約870度Cに、界面温度が達するよう圧力を制御すること」で接合した。
ニュースイッチ