リゾート産業:日本進出を狙う米国カジノ大手:各社の動向(動画):
Resort:US casino aiming to enter Japan:Trends of each company:
度假产业:旨在进入日本的美国赌场专业人士:各公司的发展趋势
リゾート産業:米国カジノ大手
マカオ、ラスベガスに展開する大手の動向を探りました。
そんな世界のカジノ企業について、本稿ではアメリカの企業に絞って紹介します。
ラスベガス・サンズ:(LVS)
マカオ、アメリカ・ラスベガス、シンガポールに8つのリゾート施設を運営中。
2019年の売上高は137億3900万ドル。うちマカオが6割以上を占めます。
2007年開業の「ベネチアン・マカオ」は規模も人気もトップクラス。
日本進出:
なお日本のIRでは、「2019年8月、大阪への入札を見送り、東京と横浜に焦点を当てる」と表明。
MGMリゾーツ・インターナショナル:(MGM)
売上高でラスベガス・サンズを追うのが、MGMリゾーツ。
2019年の売上高は128億9900万ドル。
ラスベガス(45%)とその他エリア(27%)をあわせ、米国内が7割以上を占める。
マカオは2割強にとどまり、ラスベガス・サンズとは対照的だ。
日本進出:
日本のIRでは、「2020年2月時点、オリックスと組んで、唯一、大阪を推奨」している。
大阪府/大阪市は、2月14日に大阪におけるIR事業者の公募で、「MGM・オリックスコンソーシアムの1社のみが応募した」と発表した。
WYNNリゾーツ:(WYNN)
ラスベガスとマカオで「ウィン」と「アンコール」の2つのタワーを持つ。
- 高級カジノリゾートホテルのほか、
- 2016年開業のマカオ「ウィンパレス」、
- 2019年開業のボストン「アンコールボストンハーバー」・
- 4つの高級カジノリゾートホテルを所有・運営している。
2019年売上高は、66億1100万ドルで、このうちカジノが7割を占める。
日本進出:
日本のIRに関しては、「横浜を視野に積極的に取り組む姿勢」を表明している。
シーザーズ・エンタテインメント:(CZR)
1937年にネバダ州リノで創業した老舗。
「CAESARS」「HARRAH’S」「HORSESHOE」の名前でホテルやカジノを運営している。
2019年1~9月期の売上高は65億7300万ドル(うち半分はカジノからの収入)
日本進出:
シーザーズ社は、「2019年夏に日本のIRライセンス取得活動を中止」、撤退を発表した。
東洋経済オンライン
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