💊タカラバイオ、新規iPS細胞作製法で独占的実施権を取得
タカラバイオ株式会社は、九州大学が保有する、新規遺伝子導入用ベクターである麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術のライセンス契約を締結し、全世界での独占的実施権を取得しましたのでお知らせします。
当社は、本技術の発明者である東京大学医科学研究所ALA先端医療学社会連携研究部門、及び国立感染症研究所 ウイルス第三部 らと麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術開発の共同研究を実施しております。
麻疹ウイルスベクターは、搭載した遺伝子が細胞質内でのみ転写・翻訳されるため染色体に遺伝子が組み込まれず、特に免疫細胞や造血幹細胞などに高効率で遺伝子導入することが可能で、効率良くiPS細胞を作製できます。
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