光伝送:ロボットをリアルタイム遠隔操作へ
Optical transmission: Real-time remote control of robots
光傳輸:機器人即時遠端控制
・遅延1/200の光回線を導入
・光伝送技術を半導体内部で実現
日経新聞掲載記事からSummaryをお届けします。
NTT東と三菱電機:
1月10日、NTT通信基盤IOWNを使い、’産業用ロボット遠隔操作に成功’と発表した。
’離れた場所から、ロボットに動作を教えること’を実現した。
IOWNによる通信:
従来の通信環境は、遅延によるズレが大きい。技術者が現地に赴く必要あり。
遠隔操作で、’工場立ち上げや生産ライン改造’を効率化したい。
IOWNで遠隔操作:
2023年11 月から、両社は、’ロボットに必要な動作を、遠隔学習させる実験’を実施中。
IOWNの光技術とは:
1.IOWNは、半導体からネットワークまで、情報処理基盤に光技術導入。
2.2030年に遅延200分の1、伝送容量125倍、消費電力100分の1を実現。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC150RS0V11C23A2000000/
日本と台湾:NTTと中華電信がIOWNで合意書
日本経済新聞(10月25日)
IOWNの実用化:
NTTは、通信基盤IOWNの実用化で、台湾中華電信と10月25日合意書を結んだ。
日本と台湾:
日本と台湾間のネットワークに、大容量で消費電力の少ないIOWNを導入。
NTTが、海外通信大手とIOWNの合意書を結ぶのは初めて。
日台間での活用:
1.今後、IOWNの導入事例を積み上げる。
2.IOWN・国際接続のルール作りに取り組む。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC259520V21C23A0000000/
ソニーとNTT:放送DXで連携、映像をIOWN遠隔制作
日本経済新聞(11月13日)
ソニーとNTT:
11月13日、’放送DXでIOWNと連携する’と発表した。
2024年度、ソニー映像機材とNTTネットワークを組み合わせる。
1.離れた場所から、大量映像を高速転送する。
2.従来難しかった高精細映像の安定配信を実現する。
放送機材の運用コスト:
放送機材の保有や運用コストを、大幅削減する。
’ソニーのネットワークドライブ’は、遠隔地で映像制作する基盤技術だ。
’ネットワークドライブ’と’NTTのIOWN’を連動させる。
映像のリモート制作:
放送局とライブ会場をネット接続して、映像をリモート制作する。
IOWNの先進性:
IOWNは、光を活用した高速大容量通信を可能にする。
4Kや8Kなど高精細映像でも、遅延なく安定して配信できる。
IOWNのターゲット:
素早く、最小限の機材で、映像制作を実現する。。
今後、放送業界ネットワークの構築や、管理方式を検討する。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC135T00T11C23A1000000/
NTTのIOWN:遅延は光回線の200分の1!
・120kmの拠点間通信で、遅延は1mm秒ー
・2023年3月、IOWN1.0スタートー
ケータイ Watch掲載記事からSummaryをお届けします。
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)
IOWN1.0のリリース:
2023年3月、IOWN1.0として、APNサービスを提供する
APNサービス:
2つの拠点を専用線でつなぐ法人向け通信サービス。
100Gbpsで、ユーザーがエンドエンドで、光波長を専有する。
120km離れた拠点間通信における遅延は1mm秒である。
開発ロードマップ:
~2025年開催の大阪・関西万博で、IOWN2.0サービスの商用化を発表~
2023年:ネットワーク向けデバイスの商用化
2025年:ボード接続用デバイスの商用化を計画
2029年:ボード内チップ間向けのデバイスの開発
2030年:IOWN4.0として“チップ内の光化”の利用
Rapidusへ出資:
出資の目的は、Rapidusの次世代XRデバイスを活用すること。