東アジア:潜水艦・潜航深度比較:中国、韓国、台湾、タイ(動画):
Asia: Submarine/Depth Comparison: China, South Korea, Taiwan, Thailand:
东亚:潜艇/深度比较:中国,韩国,台湾,泰国
東アジア:潜水艦
潜水艦の潜航深度は、性能を示す核心部分になります。
そのため、各国とも機密扱いにしており詳細は不明。
潜水艦どれだけ深く潜れるの?
詳細な深度は最高機密、東アジアの保有艦は性能いかほど?
輸出用の潜水艦:
販売用のカタログスペックとして、潜航深度を公開していることが多いのです。
そこから数値を、推察可能です。
中国の過去:
中国も自国で設計建造しています。
従来から、潜水艦先進国ロシアの技術を、研究してきました。
1990年代半ばから2000年代前半にかけて、ロシアの輸出用潜水艦を、12隻も輸入。。
中国は2010年以降、中国で建造の潜水艦を、タイやパキスタンに輸出しています。
この輸出にあたり、自国潜水艦よりスペックダウンしているケースもあります。
しかし、他国に輸出する際、潜航深度を公開しています。
中国の現状:
中国は、東アジア随一の潜水艦大国です。
原子力潜水艦と通常動力型潜水艦合わせて70隻以上を保有。
原子力潜水艦の最大潜航深度は不明です。
しかし、通常動力型潜水艦であれば、ある程度予測できます。
中国の通常動力型潜水艦:
中国の通常動力型潜水艦で、最も数が多いのは、2006年から運用開始の「元」型です。
2020年現在中国海軍には、約20隻が就役しています。
タイやパキスタンへも輸出されています。
S20:「元」型潜水艦の輸出タイプ
「元」型潜水艦の輸出タイプである「S20」の潜航深度は、300mです。
2013年「IDEX-2013」において公開されています。
韓国:
- 現役の潜水艦は、ドイツ製の209型と214型
- 両方とも非原子力推進の通常動力型潜水艦
- 209型の方が古く、214型の方が新タイプ
潜航深度は公称で209型が約300m、214型が約400m。
台湾:
- 運用する潜水艦はかなり古いもの。
- 2隻は、米国海軍から1970年代に中古で購入
そのため潜航深度も100m程度。
もう2隻は、オランダ海軍ズヴァ―ルドフィス級潜水艦の改良型。
ディーゼルと鉛電池で航行する通常動力型で潜航深度は300m。
タイ:
2017年5月タイが中国から購入契約を結んだS20の改良型であるS26T。
このタイプも潜航深度300mといわれています。
日本
海上自衛隊が保有する潜水艦の潜航深度は公表されていません。
アメリカのシーウルフ級原子力潜水艦は、潜航深度が500mといわれています。
(乗りものニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/80dd9efe6fb229bc82f69121c33d00c3da4ac0fd?page=1